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ベンジャミン・ヴァードリー
Benjamin Verdery

アメリカのギター専門誌「ギターレビュー」が“アメリカが生んだ独創的作曲家、名匠”と称するヴァードリーは1980年にフルート奏者の夫人リエ・シュミットと共にニューヨーク・デビュー。以来ハバナ国際ギターフェスティバルをはじめ世界各国でソロ活動をする他、フレデリック・ハンド、ジェシー・ノーマン、パコ・ペーニャ、ジョン・ウィリアムズなどとの共演やレコーディングを行なっている。
 作曲家としてのヴァードリーは、ポピュラーとクラシック、室内楽とジャズなど音楽の境界を越えた曲作りをしている。近年、彼の多くの作品が演奏され、出版されている。彼のオリジナル作品を収録したCDはギタープレイヤー誌の1992年度クラシックギターレコーディング賞を獲得。1996年には彼の作品〈Capitola,
CA〉をジョン・ウィリアムズが自身のCDに収録。またギターオーケストラ用に作曲した〈エリス島の情景〉は、ロサンゼルス・ギターカルテットがCDに収録している。
 1985年よりイェ−ル大学音楽学部およびパーチェス音楽学校のギター科主任教授を兼務。また、スペイン、イギリス、アメリカなど各国のフェスティバルや講習会に招かれ、指導者として引く手あまたの活躍をしている。
これまでリリースしたCDは8枚。1998年より、ギタリストと芸術家のための一日会議である"Yale
Guitar Extravaganza"の芸術監督を務めている。