建 孝三
Kozo TATE

ギターを小原安正、兼古隆雄氏に、和声学を清水 環女史に師事。1975年（社）日本ギター連盟主催第18回東京国際ギターコンクールにおいて、審査員満票で優勝。文部大臣賞、スペイン大使杯などを受賞する。1976年渡欧。パリ･エコール･ノルマルギター科教授、A.ポンセ氏に師事。また特待生としてスペイン･サンチャゴ･デ･コンポステラ国際音楽講習会に参加し、J.トーマス氏に師事する。そのほかO.ギリア、J.L.ロドリーゴ、B.ベニーテス、N.イエペス各氏に師事する。
1978年帰国デビュー･リサイタル（石橋メモリアルホール）を催し好評を得る。以後、毎年個性あるリサイタル活動を展開。（篠崎功子、小林通夫氏らと現代作品の初演。クラシックギターとジャズトリオとの協奏曲の初演。世界初7台のシンセサイザーを用いたアランフエス協奏曲（ロドリーゴ）と3つのグラフィック（オアナ）の初演。小林恭治氏との「智恵子抄」委嘱作品の初演など）。また、フルートの巨匠故A.マリオン氏との共演、東京シティフィルとアランフエス協奏曲の共演、このほかNHK FMに出演するなど幅広く活動している。1998年デビューアルバム“悪魔のカプリチョ”を発表、サントリー小ホールにて記念リサイタルを催し好評を得る。現在、（社）日本ギター連盟専門家会員。ギターサウンドBOX主宰。