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谷辺昌央
Masao TANIBE
名古屋市生まれ。7歳から父のもとでギターを始める。その後、酒井康雄、鎌田慶昭に師事。東京大学文学部卒業後渡独、1999年よりケルン音楽大学にてR.アウセルに師事し、首席卒業。カールスルーエ音楽大学にてA.フォン・ヴァンゲンハイムに師事し国家演奏家資格を取得。
学生ギターコンクール第1位、GLC最優秀賞、クラシカルギターコンクール第1位、東京国際ギターコンクール最高位、ゲーベルスベルク国際ギターコンクール 第1位、 ホセ・トーマス国際ギターコンクール最高位、ノルバ・カエサリーナ国際ギターコンクール第1位、ジョアン・ファレッタ国際ギターコンチェルトコンクール第2位、聴衆特別賞など、多数のコンクールで入賞。
2005年ケネディーセンターでのアメリカデビュー、ニューヨークにおけるバッファロー・フィルハーモニーとの共演(全米およびEU全域にラジオ中継)を皮切りに欧米のオーケストラと多数共演。南米ツアーにおいては、ブラジルで日系移民100周年記念事業の一環として、林光のギター協奏曲「北の帆船」を南米初演。東京と名古屋で毎年リサイタルを開催するなど活発に演奏活動を行っている。NHK名曲リサイタル出演。2016年武満徹音楽祭in福岡では武満徹没後20周年記念リサイタル開催。
ALM RECORDSより「アセントゥアード」、「すべての人のための祈り〜ラテン・フォルクローレの煌めき〜」、「ロッシニアーナ〜ギターで聴くオペラの世界」「武満徹・細川俊夫 声とギターの世界」「フォリオス 武満徹・ギター作品集」をリリース。いずれもレコード芸術特選盤、読売新聞サウンズボックス特選盤など各方面より高い評価を得る。ドイツMDGレーベルより「Japanese Guitar Concertos」(武満徹、細川俊夫、林光のギター協奏曲集)を世界同時リリース。名古屋音楽ペンクラブ賞、第31回名古屋市文化振興事業団芸術創造賞受賞。