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ロバート・バルト
Robert BARTO

ロバート・バルトはカリフォルニア大学サンディエゴ校を、歴史的リュート演奏を専攻し卒業した。フルブライト 奨学金によりヨーロッパへ留学、ケルンでミヒャエル・シェーファーに、またバーゼルでオイゲン・ドンボアに師事し研鑽を続けた。1984年に彼はトロントでの国際リュートコンクールで優勝、また、ブリュージュでの古楽コンクールにおいても、総ての器楽独奏者のなかでの最高位に輝いた。ロバート・バルトはヨーロッパ、北アメリカで広く演奏活動を行っている。その中には、フランドル音楽祭、ロンドンのパーセルルーム、ユトレヒト音楽祭、ニューヨーク市の「ミュージック・ビフォア・1800」におけるソロリサイタルが含まれる。2000年にはロンドンでのルフトハンザ・バロックフェスティバルや、ミュンヘンでのバイエルン放送協会主催の「バッハの夕べ」においてソロリサイタルで演奏し、またドレスデン市主催のシルヴィウス・ヴァイス没後250年の催しに招かれ演奏している。今回が初来日となる。彼は引き続きナクソスレーベルにヴァイスのシリーズをレコーディングしており、現在は第5巻までリリースされ、彼のベルンハルト・ハ−ゲンの2枚のCDによる独奏曲全集とともに、世界中の批評家から絶賛されている。